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絵画専門ショップ  S.C.ART
絵画基礎知識

                                                           
絵画は、縦と横からなる二次元の平面である。古くから多くの人々によってこの比例の
普遍的なバランスのよい形がさがし求められてきた。
その結果、生まれたのが風景型(P型)、海景型(M型)、人物型、(F型)の三種類の形である。
M型は黄金長方形、F型はM型を2つ合わせた長方形、P型は諧調の門の比例の採用など
いずれも幾何学的根拠に裏づけられている。
なお、比率は、P型は1:1.414の√2、M型は1:1.618、F型は1:1.236である。

構図解析にとらわれすぎても、面白くない絵になってしまうという意見もあるが、しかしながら、
西洋の古典から現代のピカソに至るまで、多くの名作は感覚や直感で描くのではなく、じつに
周到な画面構成で描かれている。

 
解析の方法は、いきなり画面に木炭などで下絵を描くのではなく、定規、コンパスを使いキャン
パスを分割していく。
 たとえば正方形のキャンパスの場合、正方形を8等分し、右より3:5上より5:3の十字の分割線
で組み立てる。この3:5はほぼ黄金比である。

このように計算された構図をとることにより、画面全体に明快なリズム、細部にわたって構図
の緻密な配慮がされる。

色材 1.岩絵の具 日本画の絵の具で、岩絵の具と膠を練り合わせる。

            岩絵の具の原料は、細かく砕いた天然鉱石と土類。

    2.木炭 描画材では、もっとも古いもの。
 
         現在量産されているものでは、柳が最も多く、次いでブドウ、カバ、ミズキ、ホオ、クワなどがある。
    

    3.パステル 粉末の顔料を、最小限の水性固形剤で固めたもの。
            絵の具の中で最も色数が多い。
            国産のもので240~250色、フランス産のもので550色ほど。
            (注)パステルとは、練り固めたという意味。

    4.オイルパステル(クレヨン) 粉末の顔料を最小限の水性固着剤で固めたもの。
                      変性油で顔料を練りこんだものを、オイルパステル(=パス)と呼ぶ。
                      クレパスは、大正時代のS社が、開発したオイルパステルの商品名。
                      油で練るのでしっとりとした色が、特徴。

    5.鉛筆  黒鉛の粉と粘土を混合して、焼成した芯を2枚の木の軸板にはさんで固定したもの。
          黒鉛と粘土の配合率や焼成温度により、硬度や濃淡が異なる。

6.水彩絵の具(チューブ入り絵の具として販売されたのは、イギリスで19世紀頃)
主成分は、顔料とアラビアゴムとグリセリン
種類は、チューブ詰めの練り絵の具、半固形タイプ、固形タイプとある。
絵の具の2~10倍の水で溶いて用いる。

7.合成樹脂絵の具(20世紀に生まれた絵の具。市販されたのは、欧米で1950年代後半、日本では60年代以降)
合成樹脂・・・天然には、存在しない石炭、石油、天然ガスから作りだしたもの。
これと、顔料を混ぜ合わせたものが、合成樹脂絵の具という。一般的には、アクリル絵の具と呼ぶ。

水で薄めて使用する。
長時間待たずに重ね塗りができる。粒子が細かく、着色力が強く色数が豊富。
紙、キャンパス、壁、粘土、木工、布、レザークラフトなど利用範囲が大変広い。
仕上がりにワニスを塗っておくと保護になり、タバコの煙やほこりがつくのを抑える。

8.油絵の具 歴史の古い絵の具。起源は不明だが、14世紀後半から西欧各地で関心が高まり15世紀半ばまでに
殆どの技法の基礎が確立。
○成分  顔料と展色剤としての乾性油(あまに油、けし油)、樹脂。
○特徴  1.他の絵の具に比べ、絵の具自体に透明感がある。
       2.絵の具に光沢がある。
       3.乾燥に時間がかかるが、固着後は丈夫。
 
中心部まで固まるのに、約10日間かかる。

絵の具の透明感は、顔料と展色剤のもっている屈折率の比率によって決まる。
光の曲がり方が、少ないほど人間の目は、その物質が透明であると判断する。

では、お話が前後してしまいましたが「顔料」って?
人間の目は300万以上の色を識別できるといわれる。それは、現象としての色で、空、光、影など色として
見えるだけで手に触れたりすることはできない。
 絵を描くということは、目で見た色、心で感じた色を絵の道具という物質に置き換えて記録する作業である。
色のある物質は、植物、鉱石、土、炭、金とあるが植物などの生のものは腐る。それに比べ鉱石、土、炭、金
などは耐久性がある。これを砕いて、ふるいにかけて粉末に加工する。この色の粉末を顔料と呼ぶ。
簡単に言えば、色の粉。
顔料は粉末なので接着力がない。顔料と接着剤を混合させ支持体(色を塗るためのベースのことで紙、布、板)
の表面に貼り付ける。
使われる顔料は、すべての絵の具に共通で接着剤が変わると、絵の具の呼称も変わる。


石灰水 フレスコ
アクリル樹脂 アクリル絵の具
アラビアゴム 透明水彩、ガッシュ
デキストリン ポスターカラー
卵テンペラ
ポピー、リンシード 油絵の具
アラビアゴム パステル、コンテ
日本画、墨
ポリビニルアルコール 墨汁
ロウ、硬化油 オイルパステル、クレヨン


よく似たものに染料があるが、こちらは水に溶ける。
対して、顔料は水に溶けない。また、顔料の方が耐光性があり、色あせがない。


油絵の道具


○画用液 

定着や光沢をだすのを助ける。
画用液には、乾性油、揮発性油、樹脂ベースの油の
3種類ある。
このうち1種類~3種類は好のみ。

○キャンバス
キャンバスは麻布の素材を、膠などの糊に水性のエマルジョンや
油性の塗料を塗って柔軟性をだしたもの。
このキャンバスには、麻布の織り目の大きさにより
細目、中目、荒目がある。
形は、F、P、Mがあり0号、1号、と号数が大きくなるほど
サイズは大きくなる。

F     Fiqureの略 人物型

P    Paysageの略  風景型

M    Marineの略   海景型

○筆 
コシがある豚毛が代表的。
丸筆、平筆、フィルパートに分かれる。

○ペインティングナイフ
油絵の具を塗りこんだり削ったりの作業の時に使う。
筆では、だせない独特の効果がだせる。

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